人材育成とは、将来のために有用な人物、専門的な知識を持った
人物を育てること。
現在では、ただ目先の仕事を覚えさせる「即戦力化」ではなく、
自社の将来に資する人材の「長期的育成」が重要視されています。
人材育成は企業にとって最重要課題の一つ。
そのため新入社員研修はもちろんですが、階層別や目的別研修、
スキルアップ研修、管理職研修など、社員教育に力を入れている
企業が数多くあります。
新入社員研修とは、文字通り新入社員に対して実施される研修のこと。
入社後すぐに実施され、期間は企業により異なりますが、一般的には
1ヶ月~3ヶ月程度かけて行われます。
新入社員研修は学生から社会人へのマインドチェンジを目的とし、
会社組織で仕事を進めていく上で必要な知識やスキル、名刺交換や
電話応対などのビジネスマナーなどの基本を身に付けます。
また、企業風土・企業理念、就業規則など、社内で過ごすために
必要な事項など、社会人として働くにあたり不可欠な要素を幅広く
学べるのが特徴。
新入社員研修で実施される事項は、とても大切なことばかりなので
しっかり身に付け、自分の頭で考えて動けるプロ社員へと成長して
いきましょう。
管理職は、組織業績を達成しつつ、その中で若手社員を育て、
チーム全体を統括していく極めて重要なポスト。
会社組織の中で大きな役割と責任を担っていますが、そのあり方は
企業によってさまざまです。
管理職といえば、以前は部下の育成・指導などを行う「マネジャー」
としての役割が主でしたが、近年ではプレイヤーとしての役割をも
兼任する「プレイングマネージャー」として、現場での自己目標と
マネージャーとしての目標を両方担う場合が多いようです。
もちろん、管理職に昇進したらそれなりの責任も伴うことに。
「そんな負担に耐えられない」
「割に合わない」
「自由な時間を持ちたい」
など、管理職になりたくないと断る若手社員が多いと聞きます。
また、管理職に任用されたタイミングで「辞表を出す」という人も
少なくないようです。
その他、エンジニアやデザイナーなどの専門職の場合は、現場での
作業が好きで続けていきたいと考える人も多く、管理職にならず
現場に残ることを選ぶケースも。
しかし、管理職に昇進すれば年収が上がり、将来的に考えても
ヒラ社員と比べて大きな差がでてきます。
また、自分でマネジメントできることによって、大きな規模の仕事が
経験でき、役職によっては組織を動かすこともできるというヤリガイ
も増えます。
一度昇進・昇格を断ってしまうと、二度とチャンスは巡ってこない
可能性もあるので、自分のキャリアをよく考えてから判断することが
重要です。
もし、管理職への打診がきたら、あなたならどうしますか?
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