日本の就労環境は国際的にみると、実はかなり成績が悪いです。
分かりやすく言えば、各国を人に見立てると、日本国さんは収入こそそこそこありますが、残業たっぷりで有給休暇も満足に取っていません。
また、通勤に何時間もかけて体調が悪くても安くことさえできません。これに対して、他の国さんは日本国さんと給与はあまり変わりませんが、有給休暇は1月以上ありますし、勤務時間も8時17時で残業も一切ありません。
こういう現実が事実としてあります。かなり極端に言いましたので実際はここまでの差はないのですが、ヨーロッパなどの就労環境は極めて良好です。
はっきり言えば日本には優良企業が極端に少ないです。
もちろん若者の雇用の場がないなどの問題もありますが、ヨーロッパで働いている人たちの生活は実に余裕があります。精神的なゆとりがぜんぜん違います。特に北欧諸国で、それを強く感じました。
日本も、本来は北欧諸国のような国を目指すのが、実は国民性にもあっているように私は思います。
ある新興企業の代表は、極力社員の通勤時間を短くし、就労時間もどんどん減らしていっています。こういう経営者が出始め、それに共感してそこで購入しているというのは実に明るい兆候です。
企業のあり方を決めるのは実は、私たち自身です。安いものにとにかく飛びつけば、コストカットや海外製造、少ない社員で無賃残業を行う会社が跋扈することになります。また、過度のサービスをもとめてもやはり社員に負担がかかります。ひいてはその過度なサービス依存症は、自分が就労する場面になれば自分に対して牙をむくことになるでしょう。
今後はわれわれ一人一人が、優良企業を育て、ブラック企業と呼ばれるような社会的に問題がある会社を淘汰していけば好ましい社会になると思います。
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