- 言葉で人と企業を結ぶ -

定とラクを混同せずに仕事を選ぼう!
定の本質は?

今の時代、仕事だけに関わらず、”安定”という言葉ほど難しいものはないですよね。

 

働くことにおいては、

若者はもとより、小学生や中学生ですら将来なりたい職業までも安定重視傾向にあるのですから…

 

ひと昔前なら

若いうちは安定を求めずに、高い志や目標を持つべきだと口にする意見も聞かれましたが、

今は夢よりも、やはり”安定が一番”だと耳にする時代になりました。

 

ですが何を基準に安定とするかが問題です。

安定の本質を間違えてしまうと、

その結果求めていたものとは真逆の結果になってしまう危険性があるのです。


点は真逆で!

上段で述べたよう、表面上の安定というものに安易に目を奪われないため、

見極める視点を客観視することが本当の意味での長期安定になるのです。

その視点をいくつかご紹介します。

 

■変化の多い企業を選ぶ■

世の中は変化の連続。

安定感を売りにした保守的で新しいことをやろうとしない企業・業界を選んではダメ。

反対に1本足より複数の収益の足を持っている企業を選ぼう。

個人においても、その変化に合わせ、

不安定を恐れずに自分も変化していくことこそが最高の安定を生み出す策になるのです。

変化に逆らい安定を求め固定しようとすればするほど、

逆に変化の渦に巻き込まれ、激しい損傷を受けることもあるかもしれません。

 

■あなたに変化を激しく求める企業を選ぶ■

残念ながら、ラクして安定など手に入るわけがありません。

社員に対して常に「新しい自分に向けて変化することを求める会社」を選ぼう。

「今までの仕事を捨て、新たな仕事を任せる会社」

「新たな能力をつけるための学習を促す会社」

「現状に安住させない会社」を選ぶことが大切。

 

■終身雇用、年功序列的な人事制度のない企業を選ぶ■

このような制度により、組織の中で競争がなくなり、

働いた人も働いてない人も同じという不公平感が蔓延してしまいます。

よって適度な業績連動、能力連動のある賃金、雇用体系が理想。

 

■これ以上衰退することはない程、衰退した産業が狙い目■

大きな安定ではないが、

業界にライバルもいない状況になり、

新たに参入する魅力もないといった業界になると、

ある意味安定が生まれる。

※給与アップや待遇アップに過度な期待はしない事。

 

■安定だけを求めるなら、人の嫌がるキツイ、汚い、危険な職種を狙い目■

いわゆる3K職種。

機械が人間の代わりに仕事をするようになっても、

人間にしかできない「キツイ、汚い、危険な仕事」はなくなりません。

変化するのが嫌で、世の中の激しい動きに惑わされることなく、

安定だけを仕事選びの価値感として考えるのなら、これら「人の嫌がる仕事」に就くことがお勧めです。

 

■真に安定した人生を求めるなら、会社に頼らなくてもいいスキルを身につけることのできる会社を選ぼう■

会社がなくなっても、会社から不要と言われても、仕事で身につけたスキルがあるので、

異なる会社から引っ張られるような力をつけてくれるような、あなたを成長させてくれるような会社を選ぶ。

 

いかがでしたか?

長期安定を簡単に手に入れることは本当に難しいのかもしれませんね。

 

どんな場面に直面しても、安定を手に入れるために、

未来を予測する能力を身につけ、

自身の実力と人格を磨く努力を怠らず挑戦していきたいですね。

 

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