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アコンの仕事と本音
状と将来性

景気の影響を大きく受ける旅行業界。

長引く不況の影響をうけ、日本の旅行業界全体で競争が激しくなっているのが現状ではありますが、

そんな中現在ツアコンとして活躍している方は約1万6000人。

 

男女比では3:7で女性の方が多く、年齢的には20~30代の方が多く活躍しているようです。

 

現状としては、インターネットなどの普及により、

若年層の旅行者の多くは独自の情報を入手し自由に行動する

フリープランを利用するケースが多く、ツアーコンダクターを必要としないケースも増えています。

また海外のツアーにおいても、現地ガイドが観光案内をするケースが増え、

往復引率のみを行うコンダクターの需要には限界があるのが事実です。

 

しかし、調査会社の調べによると、2012年は海外旅行者が過去最高を記録しました。

熟年層を中心に需要が伸びているパッケージツアーにおいては、

海外へ同行できる人材が必要とされるケースが増加傾向にあるため、今後さらに伸びることが期待できます。

 

英語はもちろん、他の外国語も話せるなどスキルがあれば大きく評価され、

より良い環境や待遇の下で働ける可能性もあるでしょう。

 


バリ!ツアコンに必要な力

①何よりも体力

スケジュール管理からお客様の健康管理まで一人で多数の業務をこなさなくてはいけないツアコン。

参加者より遅く寝て、参加者より早く起きるのは日常的です。

寝入りばなを電話で起こされて、「明日の自由行動日の相談なんですが」なんて事も当たり前。

男性のツアコンは飲むお付き合いをさせられることだってあるんです。

その他にもエレベーターが混んでいれば階段を駆け上がることもあるし、

女性ツアコンでも手が足りなければスーツケースを運ぶことも…だから何よりも体力勝負!

 

②経験や感を活かせる想像力

現地の事を事前に勉強していくのはもちろん。どんなベテランでも現地に行ってみないと分からない、

予定通りに行かないのは日常茶飯事です。

緊急事態の際お客様を不安にさせないよう、起こりうる全ての事を想像し最良の方法を判断する力が必要です。

人を相手にしている以上、相手に対する思いやりや関心を持ち接する能力も合わせ持ちたいものです。

 

③交渉力

現地でのトラブルに遭遇した際の交渉力(コミニュケーション力)はとても重要。

相手に対して「何を」要求したかで はなく「どう」要求したか。

人間は感情のある動物。なのでこちらの物腰や表現の仕方や言葉一つで

相手の態度や反応にも多少の影響があるのです。

こちらが悪くない場合でも、正しいことをそのまま主張して交渉に時間がかかるより、

一歩引いた状態で最終的にこちらの要求を飲んでもらう方が、

トラブルが大きくならずに済むという事もあるでしょう。

どんな場合でも相手に納得してもらう力が求められます。

 


だまだある旅行業界で働く道

①人気上位は何と言ってもツアープランナー

パッケージツアーなどの旅行商品の企画やお客様の要望にあわせて旅行を企画したり、

具体的な商品として提案、

現地の視察や滞在先の選択、日程の調整など。

旅行者がどこで何をしたいのかを考慮し、観光スポットや交通機関、宿泊先などをプランニングし、

ホテルや航空機などの手配も行います。

 

②旅が好きで、文章を書くことが好きならトラベルライター

実際現地に赴き、宿泊施設やグルメ情報、各スポットの情報をまとめ記事にする職業。

取材した環境・状況を視覚的に、かつ文章で分かりやすく伝えなければならない。

また、キャッチコピー的な文章や、言葉のバリエーションも多く持っていることが必要。

もちろん、海外をベースに取材したい人は、英会話をはじめとする外国語の読解力と会話力が必要となる。

 

③笑顔が素敵なあなたならカウンターセールス

カウンターを訪れるお客様のリクエストは千差万別。

パッケージツアーも多種多様である事はもちろん、最近は海外旅行でもパッケージツアーを

利用しないお客様が増えている為、旅のコンサルタントとしてプロフェッショナルな接客がもとめらている。

 

旅が大好きな方なら旅行業界で働く事は憧れですよね。

何よりもみんなが笑ってくれることに喜びを感じられる人にとっては、最高に魅力ある仕事ではないでしょうか。

 

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