「長く勤められる会社に就職したい…」
「今度の転職を最後にしたい…」
そう思っている方も数多くいらっしゃると思います。
そこで、働き続けられる会社を選ぶ際のポイントとして、
定着率を調べてみてはいかがでしょうか。
定着率というのは、ある期間でどのくらいの社員が退職せずに
在籍し続けているかをはかる数字で、この数字が高いほど
多くの社員が、同じ会社で働き続けているということになります。
まさに、社員の定着率の高さが好環境の証なのです。
劣悪な労働環境を強いられる「ブラック企業」
その反対に、社員が安心して長く働ける環境を
整えているのが「ホワイト企業」です。
■ホワイト企業とは
給与が高く、将来的にも安定している大企業が多く、
法律に則った労働時間や残業代の支給はもちろんですが、
手厚い福利厚生や充実した研修・教育制度が整っています。
安心して仕事に打ち込めるホワイト企業は、
入社することが好ましいと奨励され、
実際に新卒社員の定着率も高いのが特徴です。
また女性にとって、産前産後休暇や育児休暇が取得しやすく、
復帰後に時短勤務でもヤリガイを持って仕事ができることも
重要なポイントです。
■隠れホワイト企業とは
世間的に知名度が低くても業界内では有名な企業や、
世界トップのシェアを誇る企業も数多く存在します。
そのような企業を「隠れホワイト企業」と呼んでいます。
<ホワイト企業の特徴>
●平均年収が高く、安定している
●離職率が低く、勤続年数が長い
●福利厚生が充実している
●法律の準拠した労働時間
●残業代が支給される
●休日・休暇がしっかり取得できる
●研修・教育制度が整っている
■ブラック企業とは
労働法の規定する範囲を逸脱したような
劣悪な勤務環境や過酷な労働を強いる企業の総称。
具体的には、度を超えた長時間労働やサービス残業、
無理なノルマ、パワハラやセクハラなどが挙げられます。
また、若者を大量に採用し、過重労働・違法労働によって
使いつぶし、次々と離職に追い込むということもあり、
労働者が過労死したり自殺するといったケースも増加し、
近年問題となっています。
<ブラック企業の特徴>
●長時間労働で、低賃金
●サービス残業
●日常的な休日返上が多く、長期休暇もとれない
●離職率が高く、勤続年数が低い
●恐怖感や不安感をあおる指導を行う
●パワーハラスメント、セクシャルハラスメントが横行
仕事を探すのであればブラック企業か否かを、
定着率や実働労働時間、残業の有無などで
しっかり見極めることが大切です。
どうせなら、安心して長く活躍したいですものね。
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