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その道一筋」を極めた者だけが手にする
2016年春『黄綬褒章』

褒章(ほうしょう)は、「その道一筋」に長い間頑張ってこられた

証だと思いませんか?

 

褒章とは、褒章は天皇が授与する栄典で、社会や公共の福祉、

文化などに貢献した方を顕彰します。

 

そこで、どんな方が受賞されたのか、2016年春の黄綬褒章

受賞者(191人)と紫綬褒章受賞者(16人)の中から

それぞれ3名抜粋してご紹介します。

 

 

<黄綬褒章>

第一線で業務に精励している者で、他の模範となるような

技術や事績を有する者に授与されます。

 

●飯森尚さん(セイコーエプソン株式会社社員)

セイコーエプソンでプラスチック部品の金型製造に携わり、

顕微鏡を覗きながら1万分の数ミリという手作業を行って

いて、近年は外装デザイン要求を実現する金型づくりや

光学系部品の品質確立に貢献。

 

●小杉修弘さん(グランドセイコー工業デザイナー)

セイコーホールディングス株式会社のグループ会社などで

活動するウオッチデザイナー。

今までに3度のグッドデザイン賞受賞の他、2014年には

世界の時計業界で最も権威のあるジュネーブ時計グランプリ

「プティット・エギュィーユ」部門賞を受賞。

 

●石井朋昌さん(石井畳店代表)

どの方向から見ても、縁の布の紋様が同じに見えるように

整える“紋合わせ”をして四方が欠けることなく縦横斜めの

紋様の位置が揃うよう縫い上げる、手作業でしか作れない

「四方縁二畳台」と呼ばれる畳など、一級品といわれる技術

を持つ畳職人。


2016年春『紫綬褒章』

<紫綬褒章>

科学技術分野における発明・発見や、学術およびスポーツ・

芸術文化分野における優れた業績を挙げた個人に授与されます。

 

●周防正行さん(映画監督)

社交ダンスを題材にした映画『Shall we ダンス?』で

日本アカデミー賞を受賞した映画監督であり、脚本家。

選び抜いた題材を徹底した取材で映画化することで知られる。

妻は元バレリーナで女優の草刈民代さん。

 

●石田芳夫さん(囲碁棋士)

正確な計算と形勢判断から「コンピューター」と呼ばれる。

1971年、当時史上最年少の22歳で本因坊となり“秀芳”と号し、

本因坊5連覇により“二十四世本因坊”を名乗る囲碁棋士。

代々木上原に「二十四世本因坊秀芳囲碁さろん」を開き、

月1回、講義と指導碁を行っている。

 

●柏木俊行さん(ソニーR&D・プリンシパルエンジニア)

研究一筋に歩み、「ミスター光ディスク」と呼ばれている。

DVDの5倍以上の容量で、デジタルハイビジョン放送の映像を

録画できるブルーレイディスクの基本構造と製法の開発者。

ブルーレイは日本発の世界標準規格となった。


後に

一筋とは、いちずに心を集中するさま。

 

その道を一筋に取り組むということは、決して簡単なこと

ではなく、時代の進歩や周りの変化に取り残されず、

常に自分の腕を磨き、技術も知識も経験も向上させて

進歩していかなければなりません。

 

「その道一筋」に頑張っていらっしゃる方々に、

尊敬の念を覚えます。

 

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