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戦力はスキルだけではない 
もそも即戦力とはどういう意味??

 

リーマンショック以後、『即戦力』という言葉がいわれてはや数年。内定率や退職率がよい方向に向かっているとはいうものの、採用側に余裕がない場合が多く、『即戦力』を求める企業は依然として増加傾向になります。バブル期ならば、会社からオファーがくるほどの売り手市場でした。中にはハワイやアメリカなどの旅行に連れて行き、学生を囲い込む企業までいたそうです。現在では、学生が自腹をきって新幹線に乗って、就職活動のために会社まで赴く時代と一転しました。ここでは現在言われている『即戦力』とは何か、そもそも即戦力はどのように磨くことができるのかという部分を話していきたいと思います。

 

 

●新卒の場合

学生と採用担当者の間では、ここの認識でズレがあるようです。学生は即戦力を企業に入って即座に使えるスキルである、『英語力』『PCスキル』『専門的資格』ととらえ、それらの知識・資格を得ようと学生時代躍起になる。ただ社会人が考える即戦力というものは違います。あるアンケートによれば300人の社会人のうち約半数以上が、『交渉力』『対人関係、コミュニケーション能力』と回答しました。ちなみに英語力やPCスキルなどの『専門的な能力や資格』はわずか16.6%でした。

 

また学生や転職者のなかには、即戦力をコミュニケーションととらえ、学生団体やビジネスコンテストなどの大会に出場など学生時代から活発な活動をするが、企業側が求めていることは、仕事においてきちんと自主的に取り組める姿勢があるかどうかです。いくら学生団体で活動しても、ビジネスコンテストでいい賞ももらっていたとしても、どれだけ自主的に行動できたかが必要です。むしろスキルより自主性を尊重するのです。つまり入社してから、きちんと行動ができるか、誰かに言われなければできない人間ではないか、ここを企業の人事担当者は慎重にチェックしているのです。

 

 

●中途の場合
中途の場合、新卒とは即戦力の意味合いが異なります。『専門知識やノウハウ、運用経験などを持っていて、特定の業務をすぐに任せられる人材』となります。即戦力求むという求人を出している企業は、ひとまず『即戦力=経験者の補充採用』と考えています。ただし、ここには企業も見落としがちな問題点があって、即戦力には“賞味期限”が存在します。IT技術の進化によって業務の効率化が進む、場合によっては業務そのものがなくなってしまうこともあります。そうなると即戦力として採用したはずの人材が役立たなくなってしまうかもしれないし、その後も会社の戦力として活躍してくれるかはわからないのです。

 

現代は、時代の進むスピードも速く、変化の山です。そのため必要なものはスキルではなく、どの環境においても仕事ができるというマインドが大切になってきます。つまり、採用費などの企業のコストや会社の目的などを考慮して自分の仕事のあり方や営業成績などを検討する、会社の方針の意味をきちんととらえて柔軟に変化に対応するといったことが大切になってくるでしょう。

 

 

●採用試験で落とされないために

行動力をみたいために、企業の人事担当者は過去にその人が何をしてきたかを掘り下げて聞きます。ただ、このなかでどのように企業担当者が判断するのか。それは長年の勘でもある、このひととの働きたいか、働けるかといったフィーリングです。

 

このフィーリングにヒットするためにもっとも近道な方法は、多くの経営者の近くで仕事をする経験をすることです。経営者と接すると企業がどう成り立っているのかが分かります。それはすなわち人事が必要としている人材というものをわかってきますし、社会人(人事担当者)が何を求めているかがわかるわけです。学生や社会人とだけしか関わってこなかった人は雇用者、消費者目線ですべて物事を考えてしまいます。まずは経営者・起業家との交流を多く作ること。これが大切です。


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