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格取得制度が止まらない
格取得制度が止まらない

最近、社内の制度として、業務に必要な技能や知識を身に付けるため、資格取得制度を導入している会社が増えています。中には費用全額を会社負担にて、一生モノの資格を取得できるような場合も。積極的に活用したいですね。

では一体どんな会社で資格取得制度を取り入れているのでしょうか?

 

■業務遂行に当たり資格や特殊技能が必要な会社

わかりやすい例で言うと、医療・福祉の分野でしょうか。もちろん資格が必要な業務が多いので、社内で積極的に資格取得制度の利用を奨励している場合があります。元々資格を既に取得している人を募集していることが多いですが、入社後もさらに上の資格を取得することになる場合があります。例えばMR(医薬品メーカーの医薬情報担当者)。薬剤師・看護師・臨床検査技師といった、簡単には取得できないような医療系の資格を既に取得している人を多数採用します。しかしそれだけでは現場で「医療用医薬品」として通用しないので、ほとんどの場合入社後にMRの資格を取得することになります。会社によっては元々医療系の知識を一定以上持った人だけでなく、文系出身者をMRとして採用する企業も、中にはあります。しかし初年度のMR試験に合格できなければ退職しなければならない、という約束で入社していたり、不合格の場合は社内異動になったり、という厳しい話も聞こえてきます。しかしそれだけ取得が難しい資格であることも事実ですので、一回取得できてしまえば「一生モノ」。教材や予備校の費用を全額会社持ちでMRの資格が取得できるのであれば、挑戦してみる価値は十二分にあるでしょう。

他にも資格や特殊技能を要する難しい業務を行う場合に、会社が費用を援助したり、優先的に定時で上がって予備校へ通学できたり、と資格取得制度で社員のスキルアップに協力してくれるケースは多々あります。自分が興味のある分野でそのような制度を取っている求人を探してみてはいかがでしょうか?

 

■具体的な分野で社員にスキルアップして欲しいと考える会社

例えば、筆者の夫が勤める会社では、英語教育が盛んに行われているそう。週末に社内で英語教室を開講し、帰国子女や語学に自信のある社員が参加しているそうです。なぜそのようなことが行われているのかというと、夫の会社は海外に自社製品を輸出しており、今後はさらに拡大していく予定だからです。海外支社に転属になる社員もいるようですし、海外出張も多々あります。そういった自社の環境を見極めたうえで社員の英語能力の向上を図っているのです。TOEIC受験といった資格取得制度も導入されているとのこと。

このようなケースは多くの会社で見られます。実際、筆者も以前勤めていた会社で資格を取得しました。当時は広告代理店でプロモーションプランナーをしていたのですが、業界団体が主催する民間資格で「プロモーショナルマーケター」というものがあり、それを取得するように会社から言われて受験しました。しかし医療系の資格などと異なり、プロモーションプランナーとして活動するに際して実質的に資格が必要なわけではありません。なぜそれを受験することになったのかというと、資格が対外的な「証明書」となるからです。筆者がクライアントにその資格を持っていると示すことで、筆者がプランナーとして最低限の知識や技能を持っていることが客観的に示されます。すると初めて依頼を受けるクライアントであっても、安心して発注することができるのです。ちなみにテキストの費用は自己負担でしたが、受験料は合格者のみ無料となっていました。

 

以上のように、その会社ごと、社員に対して様々なスキルアップを望み、社員がそれに応えるという形で資格取得制度が充実してきています。あなたがどんな分野のスペシャリストになっていきたいか、自分とじっくり向き合って確かめたら、それに対して役立つ資格を取得させてくれる会社を受験してみると良いでしょう。

 

 


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