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会保険完備に関する豆知識を集めてみた

 

「社会保険完備」は企業の福利厚生の指標として、気にする方も多いのではないだろうか。

しかし、社会保険とは具体的にどういった保険なのか答えられる方が何人いるだろうか。

社会保険完備の“ホントのところ”をお伝えするサイトです。

 

社会保険とは

まず、企業が社会保険というと、一般的に「雇用保険」「労災保険」「健康保険」「厚生年金保険」の4つの保険のことをイメージします。

これらの4つが用意されていることがいわゆる「社会保険完備」ということなのです。

それだけ多くの保険が用意されているというところで、労働者にとって安心な企業であることや企業規模の指標となっています。

社会保険に含まれる4つの保険はそれぞれ対象や適用が異なりますので、以下で解説していきます。

 

★雇用保険★

雇用状態の保険として、機能するものです。

雇用の喪失に伴って支給されるので、「失業保険」と呼ばれたりもします。

失業時に支給されるものではありますが、それは主に会社都合でやむなく解雇となったものの就職意欲と能力がある場合に次の仕事を行うまでの支えとして支給されるものです。

ですので、実際には自分の意思で会社を辞めても支給はされますが、支給額が減額されます。

 

★労災保険★

労災保険は文字通り、労働者災害に関する保険です。

仕事上あるいは仕事に必要な行動で負傷したり、疾病に罹患したりした場合に適用されます。

仕事に関することが原因と認められれば、必要な治療費の全額が支給されるほか、障害が残った場合の傷害年金、死亡した場合の遺族年金なども支給されます。

 

★健康保険★

仕事とは無関係に怪我や病気などがあった場合に適用できる保険です。

所属する企業や団体の種別、規模によって給付元がさまざまあります。

治療費等の補填・一部負担や長期療養における賃金補償、出産時の一時金などが受け取れます。

 

★厚生年金保険★

国民年金に上乗せして、ある年齢以上で年金として給付されるのが厚生年金です。

労災保険と同様、障害年金や遺族年金がありますが、こちらは仕事とは無関係の事由に起因する障害・死亡についても補償されます。

 

 

さて、これらの保険はもちろん会社が全て負担してくれるものではありません。

その一部は自らが負担するものです。

基本的には、社会保険料は「労使折半」という原則に基づいて支払うことになります。

つまり、労働者と会社が保険料を50%ずつ支払うという原則です。

一般的にこれらの保険料の労働者負担分は会社からの給与天引きという形で徴収されて、会社が会社負担分と合わせて支払いを行います。

保険料の納付によって給与の手取り額は目減りすることとなります。

社会保険は労働条件などによって、加入の有無が変わるものもありますので、その後の保険給付や今の保険料とをよく考え合わせて労働条件を設定します。

 

一般に社会保険の完備している企業では、企業基盤がしっかりしており、安定的なイメージがあります。

しかし、その分保険料の支払いなど労働者が負担すべき費用もかかることになります。

これらは保険サービスの提供を受けるか受けないかということですので、情報収集をよく行いましょう。

労働条件によっても社会保険に加入できるかどうかは変わってきますので、希望する場合も希望しない場合も採用前の段階で会社の面接担当者に確認すると良いです。

その会社がどのような体制で保険を扱っているのか、どのような労働条件が用意されているのかを知る機会にすることもできます。

 

しっかりとした知識をつけて、賢く就職・転職活動を行いましょう。

今後も社会保険に関する情報を発信していきます。


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