専門性とは、特定の領域に関する高度な知識と経験のこと。
「専門性=資格」と思う方も多いのではないでしょうか。
専門性が高い資格と言えば、三大国家資格といわれる
弁護士、公認会計士、不動産鑑定士。
またその中に、医師が入るケースもあります。
しかし、どれも取得するのが難しい『超難関資格』だということは
間違いありませんよね。
では、資格を獲得したらどんな活躍ができるのかご紹介します。
<弁護士>
弁護士は、人々が公正で平等な扱いを受けられるよう手助けし、
世の中の自由を守り、正義を実現させる仕事です。
働き方はさまざまあり、弁護士事務所に勤務、公的機関に勤務、
独立開業、企業内弁護士として企業に属するなど、自分の適性
や興味に合わせ幅広く活動することが可能です。
また、今は弁護士の仕事としては存在していなくでも、自分の
発想力や行動力次第でいくらでも見つけることができるのも
大きな魅力ではないでしょうか。
<公認会計士>
公認会計士は、会計のプロフェッショナル。
主要業務の一つ「監査業務」は、公認会計士のみに許された
“独占業務”で、日本の資本市場の健全な発展を担う社会的
インフラとして必要不可欠なものです。
また、企業の健全な経済活動を支える役割を担い、
監査・財務・経理・税務など応用範囲が広く、経済社会の
あらゆるシーンで力が発揮できることも魅力の一つ。
公認会計士は、収入や仕事内容において男女平等で、
専門性の高い仕事だけに、結婚や出産でブランクがあっても
職場復帰しやすい環境にあるので、女性が活躍しやすい
仕事といえます。
<不動産鑑定士>
不動産鑑定士は、不動産系資格の最高峰資格。
理論的な根拠と実証的なデータを駆使し、不動産の価値を
決めるという大きな役割と使命を担っています。
不動産鑑定評価業務は有資格者の独占業務。
国や都道府県から依頼を受けて評価を行う「公的評価」の
評価員になると、好不況を問わずに安定して高い収入を
得られることが不動産鑑定士の大きな魅力です。
また、鑑定評価業務だけでなく、
不動産に関わるコンサルティング業務や土地開発・街作り
などと広く活躍することが可能で、独立開業はもちろん、
企業内不動産鑑定士として専門能力を発揮することも。
専門性を身につけたいけど「三大国家資格なんて無理…」
という方にオススメしたいのは、業務スキルの棚卸です。
ますは、現在、または以前行っていた業務のスキルを
汎用性がある共通スキルと企業に依存した専門スキルに
分け、自己分析を行います。
●共通スキル
業界に関係なくどんな仕事の場面でも必要とされるスキル。
会計スキル、法律スキル、ファイリングスキル、
コミュニケーション能力や論理的思考など
●専門スキル
その業界に特化した専門的なスキルのことを指します。
企業内調整スキル、生産管理スキル、資格や専門知識、
経験や技術力など
自分のスキルの強みや弱みを知り、強化すべきポイントを
しっかり見極め、特定の分野の専門スキルを身に付けつつ、
それに付随する浅い知識も身に付ければ、企業から必要と
される人材になれるハズです。
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