- 言葉で人と企業を結ぶ -

戦は目標を生じ、目標は成長を生じ、成長は幸せを生ず
せの連鎖に入る方法

「お金持ちになって幸せになりたい」と思ったことはありませんか?

 

しかし、年収が600万円を超えたあたりから「収入が増える=さらに幸せである」という関係が、

単純には成り立たなくなるという研究結果があります。

 

単純に、お金があるほど幸せになると考えがちですが、

人が幸福になるためには大きく分けて次の2つが必要になると考えられています。

 

・長続きしないもの

主にお金、もの、地位。

・長続きするもの

安全、健康、心のあり方など。

 

幸せを感じるためにはこの2つをバランスよく得ることが必要です。

 

また、人が幸せを感じるための条件として「幸福学」を研究する前野隆司教授(慶応義塾大学)により

次の4つが提唱されています。

 

1.自己実現と成長

2.つながりと感謝

3.前向きと楽観

4.独立とマイペース

 

独立とマイペースは日本人に合っているのか微妙なところですが、これらは全て繋がっています。

 

例えば、積極的に人と話し、目標や夢が生まれ、その達成のために行動に移すなど。

どれかひとつからでも達成すると、幸せを感じる良い連鎖に入ることができるのです。

 

難しく考えずに、今の自分にできる行動や目標から始めてみましょう。

 


かな生活=幸せ?

日本の順位は178カ国中90位。

何の順位か想像できますか?

 

国民総幸福量、GNH(Gross National Happiness)のランキング結果です。

(2006年レスター大学社会心理学者エードリアン・ホワイト氏調べ)

 

経済規模を表す国内総生産(GDP)とは全く異なる順位ですね。

GNHは、物質・経済的だけではなく、精神的な豊かさや幸福を求めようという考え方による指標です。

 

アジアの小国、ブータンが掲げたこの指標にはさまざまな批判もあります。

しかし、人々が幸せを感じているかどうかのひとつの基準にはなっているはずです。

 

世界的にみて日本の生活水準は高く、娯楽もさまざま。

ランキング上位に連なるヨーロッパ諸国に及ばない面もあるとはいえ、

経済的には決して豊かではない小国でも日本より上位にランクされるところがあるのです。

 

この結果が示すことは何でしょうか。

 

経済発展による豊かさが、幸福感を得る一面は確かにあるでしょう。

しかし、それ以上に大切なことがありそうです。

 

例えば、戦後日本の経済的に非常に貧しい時代にも幸せを感じていた人は多くいたそうです。

親族や近所など人との結びつきや支え合い・助け合い、頑張れば生活は良くなっていくという成長を

実感できることが、幸福感を得るために有効だったのでしょう。

 

お金や物がたくさんあるなどの物質的な豊かさのみではなく、人と繋がりや成長を実感していくことこそが

幸せを感じる連鎖の「心のあり方」として大切であると考えられませんか?

 


事とはお金と幸せを得るもの

「幸福というものは、一人では決して味わえないものです。」

旧ソ連の劇作家アルブーゾフの作品、イルクーツク物語から引用した言葉です。

 

この言葉は私たちにどのように関わってくるのでしょうか。

会社で仕事をしていく中のことで考えてみましょう。

 

会社には常に成長し続けることが必要と言われています。

 

成長することを怠ると、刻々変わっていく市場のニーズに対応もできず、

成長を実感できないと社員のモチベーションが下がってミスが増え、

離職していく人も増えるでしょう。

 

結果として現状維持すら難しくなります。

 

会社としての業績を上げるためには組織としての力と新しい分野への挑戦が必要です。

 

そこから、会社にも個人にも新たな目標や夢が生まれます。

 

結果として各個人の成長も見込めるわけです。

始めに紹介した、幸せを感じるための良い循環に入れますね。

 

だからこそ「個人の力」だけでは幸せにはなれません。

「幸福というものは、一人では決して味わえないもの」

会社、さらには仕事仲間たちとのつながりや成長が必要です。

 

会社が成長することと個人が新たな目標や夢に向かって頑張れること、成長していくことは、

「幸せになる」という点において無関係ではないのです。

 

「幸せになりたい」と感じたら、目標を持って前向きに仕事に取り組んでみましょう。

 

もちろん「感謝」も忘れずに。

感謝の気持ちは人との良好な繋がりに最も大切なことですから。

 

関連キーワードはこちら

…もっと見る

 


成長=幸せサイトに関連する求人情報に興味のある方はこちらから関連企業一 覧もご覧下さい。
Indeedの求人

このページのトップへ