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正社員になるには
「正社員で働きたい」「でも正社員ってどんな働き方?」
と悩んでいる方のために、
正社員として働くメリット・デメリットを通じて、
正社員とは何かを詳しく説明します。
 

▼目次

1.正社員って何?
2.正社員のメリット
3.正社員のデメリット
4.正社員としての働き方

正社員って何?

「正社員」にはなりたいけど、
ほかの契約とどう違うかよく分からない、

企業との雇用契約には「正社員」のほかにも、
「契約社員」「準社員」「嘱託(しょくたく)」「非常勤」「臨時社員」
などの呼び名の就業形態があります。

正社員と他の雇用契約の最大の違いは「雇用期間」にあります。
正社員は雇用期間が限定されず、基本的には定年まで期限がありません。
 
それでは正社員の特徴についてメリット・デメリットを通じて、
契約社員と比較しながらより詳しく見ていきましょう。
 

正社員のメリット

① 雇用期間 
正社員の場合、雇用時の契約時点では雇用期間を定めていません。
つまり、解雇されたり自ら退職したりしない限りはずっと働くことができます。

契約社員の場合、雇用契約ごとに雇用期間が定められています。
期間は原則として最長3年。雇用契約の更新がされなければ、
働き続けたくても働けなくなります。
■契約社員には雇用期間の定めのない契約もあります。
ただし、契約社員の場合、5年働くと無期限の契約に転換することができます。
契約社員にとって、働きたいのに契約更新できないことが一番の不安です。
働く人が安心して働き続けることができるよう、
2013年に労働契約法が改正されました。
契約社員でも契約を更新して5年以上働いた場合、
希望すれば雇用期間を定めない労働契約(無期労働契約)に
切り替えられるというルールが施行されました。
 

② 給与・業績賞与
給与体系やボーナスの制度は企業によってまちまちですが、
正社員の場合、企業の業績によって賞与が発生します。
業績が良かった際に決算賞与や業績賞与がもらえます。
契約社員の場合、そのような賞与はもらえないケースが多いです。

 
③ 昇進・昇給
正社員の場合、定期的に給与査定の機会が設定されており、
仕事内容、役割、成果等に基づいて昇給があります。
契約社員の場合、契約満了までは昇進・昇給はありません。
 
④ 退職金
退職金制度は法律で定められた義務ではないため、
制度は企業によって異なっています。
企業の取り決めた規則によって、正社員の場合退職金が出ます。
契約社員の場合は、短期間で離職する契約のため、
退職金が出ないことがほとんどです。
 
⑤ 福利厚生・各種手当
これも企業の制度によりますが、正社員の場合、
福利厚生の範囲を広く利用することができ、
交通費、住宅手当などの各種手当も支給されます。
契約社員の場合、利用できる福利厚生の範囲は狭いことが多いようです。
また、交通費、住宅手当などの各種手当も支給されないことがあります。

正社員のデメリット

① 業務時間
正社員の場合、業務時間は全員一律に定められており、
原則的にはそれに従って勤務します。
契約社員の場合、雇用契約ごとに勤務時間が定められているので、
自分のライフスタイルに合った業務時間を選ぶことができます。
 
② 二重契約
正社員の場合、複数の企業で雇用契約を結ぶ、
二重契約をすることはできません。
基本的には同時に一つの企業にしか所属できません。
契約社員の場合、
その企業で週の何日働くかを契約に明記することによって、
他の企業で働くことも可能です。
 
③ 転勤
企業にもよりますが、正社員の場合、
勤務地を限定しないで働くことが多いので転勤の可能性もあります。
契約社員の場合、
雇用契約で明記している場所以外に勤務地が変わることはありません。
この形態について「地域限定社員」と打ち出す企業もあります。
 

 

正社員としての働き方

このように「正社員で働く」といっても、さまざまなメリットやデメリットがあります。
ライフスタイルに合った働き方を選択することが大切です。

「子供がいるので正社員で働けない」と考えているママ達が多いようですが、
実はそんなことはありません。

正社員として女性が活躍できる職場はたくさんありますし、
企業としても多くの女性を受け入れようと日々取り組んでいます。

「子供が大きくなったので正社員で働きたい」「パートタイムの契約社員から正社員になって働きたい」
そんな女性の希望をかなえる職場は、現在増えています。

検索軸を広げて、正社員として働く職場を探してみてはいかがでしょうか。
 

 

 


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