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用・信頼の大きさが仕事の大きさ
きい仕事という言葉の意味を考えてみた。

 

 

「大きい仕事をしたい」、「大きい仕事はプレッシャーがかかる」など、大きい仕事という言葉を度々耳にしますが、そもそも大きい仕事ってなんでしょうか?大きい取引先とやりとりする仕事?規模が大きいプロジェクトのリーダー?

 

今日は、そんな大きい仕事という言葉について少しメスを入れていきたいと思います。

 

 

●大きい仕事に代表される職業

 

・商社

大きい仕事をしたいから入社を希望するといえば、そう皆さんもご存じの商社です。三菱商事、三井物産、豊田通商など。名だたる企業にみな入社したがる理由の多くは、『海外で大きいプロジェクトに関わることができるから』です。ですが、商社の実状はというと華やかなイメージとは裏腹に仕事は他の企業と大差はありません。上流の仕事のため、大きい案件もくるし、基盤も安定しているので働きやすい環境といえるでしょう。

 

ですが、個人の力量が高いから給料が高いわけでなく、やはりブランドのある環境に身を置いているからこそ大きい仕事ができているわけで、大きい仕事をしても自分で仕事をしたというやりがいや満足感を感じないなどとギャップを感じる人がいます。

 

 

・広告代理店

電通や博報堂に代表される昔から人気の職業です。これも商社と同様、華やかなイメージがありますが、中身をあけてみればそんなことはありません。ほとんどは小さな作業の積み重ねです。さらに広告業界は商品が無形なため、メーカーなどの有形の商品を販売する仕事に比べると、作るのも販売するのにも時間がかかります。またそれゆえ、様々な各所方面との折衝に追われます。終電や夜通しになることもしばしばです。各所との連携やケアが大切な業界なために接待が非常に多いです。

 

●大きな仕事の先に何を求めるか

上記のようにいくら大手企業だからといって、大きい仕事ができるというわけではありません。問題は大きい仕事をなぜしたいのか、その先に何を求めているのかが重要です。大きい仕事は人それぞれです。実は地方の小さな街を喜ばせるのが大きい仕事であると思うかもしれないし、自営業の方の支援でも大きい仕事と思うかもしれません。そう考えると実はすべての仕事に大きい仕事の可能性があるのです。すべては自分次第です。なので、大きい仕事だから大きい会社でないとできないと思わないでください。

 

●大きな仕事は小さな会社でもできる!?

上記のように大きい仕事とはその人の解釈です。近年では起業ブームであり、小さな会社が大手に買収される、大手から出資を受けるなどといったことが珍しくなくなってきました。大手による事業投資が増えてきたのです。そのため今ではベンチャー企業でも大きな仕事をするチャンスはあります。むしろ大手にいるより、人数が少なくそういった仕事がまわってくる確率が高いです。早いところでは新卒ですでにプロジェクトリーダーをさせる企業もあります。

 

●実は起業は大きな仕事ができる近道!?

起業をすれば、大手企業以上に大きな仕事ができるチャンスは広がります。多くの起業家のほとんどは『大きい仕事で成功し、自由な生活を送ること』を夢見て起業します。起業は大きい仕事ができるというロマンがあるようですが、起業はほんのひと握りしか大成できません、ほとんどが1円も稼げずにリタイアしていきます。その大きな要因のひとつが、志がしっかりとしていないことです。さっきもいったように、なぜ大きい仕事をしたいかという理由が必要なのです。とくに起業の場合は、この志の部分がないと全くといっていいほど成功しません。なぜならば企業は志でほとんど成り立っているようなものだからです。

 

といったように、大きい仕事をするには、「どこにいけばできるか」ではなく、『まず己が将来どういう人間になりたいか』、『仕事の先にどういう将来を描くか』が大切になってきます。

 

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