ネットマーケティングとは、インターネット経由で行われるマーケティング活動の総称。
インターネットが始まった頃のWeb活用方法は、
紙のパンフレットをそのままページに載せるレベルでしたが、
その後の急速な技術革新に伴う運用コストの低下や接続端末が普及により、
劇的に進化しました。
これに伴い、自社のWebサイトの役割も大きく変わり、
現在では経営戦略と連動した重要な要素となっています。
システム関連部署やコンピュータに詳しい人を中心に行われていたサイトの構築や運営も、
現在では専任のWeb担当者を核としたプロジェクトチームによって進めるケースが
増加してきています。
このような状況の中、Webを中心としたネットワークを活用して、
売上の拡大(新規顧客の獲得、既存顧客の維持)、各種ブランディング、
顧客満足度向上、業務の効率化など、自社と市場との関係(接点)を構築する
「ネット・マーケティング」に関するニーズはますます高まっています。
なぜ、ネットマーケティングが注目されているのか…それは、Web独自の特性があるからです。
ではこの「特性」について6つお話しましょう。
①自社サイトやECサイトで、商品販売ページを作成すれば、
何もしなくても、24時間365日稼働し、営業活動を行ってくれます。
②Webサイトを公開すれば、インターネットを利用している世界中のユーザーに
アプローチすることができます。
③自社サイト(ブログ)やECサイトを作成するときの、初期投資はほとんど掛かりません。
自社サイトを公開するのに最低限必要な物は、ドメインとサーバーぐらいです。
④リスティングなどのネット広告であれば、TVや雑誌と違って、
ターゲットを絞ることができるので、高い費用対効果を実現できます。
⑤小さな労力により、大きなリターンを得ことができます。
1回メールを送信したり、1回サイトにページを追加したり、1回Twitterでつぶやくだけで、
多数の顧客に一斉にアプローチすることが可能です。
⑥双方向性のコミュニケーションがより容易に、より身近になります。
これは、個人個人が情報の発信役となれる「インターネット」の独自の特徴といえます。
これらの利点があるからこそ、ネットマーケティングが注目されているのです。
■ネットマーケティング検定
株式会社サーティファイという企業が独自に主催している資格。
マーケティングの専門用語に関する基礎知識を問うような問題から、
HTMLやセキュリティ関連などのシステム寄りの問題、そして、法務に関する問題まで、
Webマーケティングに関して広く出題されます。
特定領域だけではなくWebマーケティング全般の知識を試してみるには良いでしょう。
■ウェブ解析士
Webマーケティングを実施する上で欠かせない能力として「解析力」が挙げられます。
解析系の資格はいくつかありますが最も有名なのは、
一般社団法人ウェブ解析士協会が発行するウェブ解析士ではないでしょうか。
ウェブ解析士には、初級ウェブ解析士、上級ウェブ解析士、ウェブ解析士マスターの
種別があり、実際に7,000名以上が受講しているという実績があります。
ネットマーケティングに関しては様々な資格があります。
自身が伸ばしていきたいスキル、身につけたいスキルについて学ぶための目標とし、
身につけた能力を試す場としてこれらの資格や試験を活用してはいかがでしょうか?
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