無人島で自給自足で生きている人は、お金を稼ぐ必要がありません。
しかし、現代社会で生きている以上、
私たち人間は生きていくためにお金を稼がなくてはなりません。
食事、衣服、住居、娯楽などの生活すべてにお金が必要だからです。
お金が存在しない大昔であっても、人間は狩をしたり何かを作り出すことで
物と物を交換し、生活を成り立たせていたので、
このころも、何かを稼いで生活していたことに違いありません。
「稼ぐ」といういことは価値あるものを得るために、何かを行うこと。
現代社会で言えば、働いてお金を得る、または利益を得ることであり、
私たちは「稼ぐ」ことをしなければ、生きていけないのです。
今後、私たちは「自分の力で稼ぐ」ということが必須になってくるでしょう。
なぜなら、日本企業が人件費が安い海外にどんどん仕事を流したり、
機械化・システム化が更に進み、人を雇わなくなくてもいい時代になるかもしれないから。
では、「自分の力で稼ぐ」ということは具体的にどのようなことなのか、
いくつか例を挙げてみましょう。
1.手に職を持つ
医者・弁護士・美容師・調理師・建築士などのように、
専門の資格や技術を持っていたり、その人でなければできない仕事。
このような人は、多く稼げるかどうかは置いておいて、
いつの時代でも職がなくなることはないでしょう。
2.人に教えることができる
自分の持っている技術や知識を人に教えることができ、人を教育する力を持っている人。
学校や専門的な知識を学ぶ場所は今後も存在し続け、教育力が求められるでしょう。
専門的な技術を身に付けるまでには時間もお金もかかりますが、長く稼ぐことができます。
3.物を売る力を持つ
必ず欲しいと思わせるセールストークを持っていたり、
マーケティングなどの分野に長けていて、相手に合せた商品を売ることができるという人。
「どんな物でも売れる!」という技能を持っていれば、稼げることは間違いありません。
このように、今後私たちが「自分の力で稼ぐ」ためには、
何かしらのスキルを身に付け、どんな時代が来てもしっかりと生き抜いて行けるよう、
周到に準備する必要があるのです。
上に挙げたいくつかの職種はあくまで具体例なので、その職にこだわる必要はありません。
職種は違えど今の仕事の中で自分にしか出来ないスキルを身に付けることが重要なのです。
もし、何も身に付けず単なる労働力になってしまったら、
都合よく使われる、消耗品のように扱われてしまうかもしれません。
そうならないためにも、人とは違うスキルを身に付け、
誰よりも秀でた能力を持つ「スペシャリスト」として代替えの効かない人になること。
そして、あなたのスペシャルな魅力が必要とされる時こそ、
「稼ぐ力」が身に付いたと言えるのではないでしょうか。
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