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々な場所で活躍できる管理栄養士
注目の管理栄養士という仕事に迫る!!

 

皆さん、管理栄養士という言葉を聞いたことはありますか?近年で食に関する職業が話題を呼んでいますね。フードコーディネーターやパティシェや料理研究家など。ですがみなさん、食に関する職業についてあまり知らないと思います。ここでは少し管理栄養士というお仕事について紹介していきたいと思います。

 

 

●管理栄養士ってどんな資格なの?

実は栄養関連で唯一の国家が認定している資格です。これ意外ですよね。さらに近年の生活習慣病やガンなどの病気が日常に近づいてきたことにより、医療分野が『治療』でなく『予防』というフェーズにも手を広げ始めたため、この管理栄養士の必要性がどんどんと高まっています。そのため受験者も増加傾向にあります。これから本格的な高齢化社会に入るにあたってなくてはならない職業になるといえるでしょう。将来には一家に一人栄養管理士のような食のコンサルタントがついている可能性も考えられます。

 

●管理栄養士の資格を取るにはどうすればいいの?

栄養士の免許を取得した後、少しの間栄養指導を経験して、管理栄養士国家試験に合格する必要があります。実は栄養士の試験の先に管理栄養士があります。

 

栄養士の資格をとるには、最低でも2年以上は技術習得のために養成施設で学ばないといけません。それに対し管理栄養士の場合、養成施設は倍の4年となります。

 

●栄養士と管理栄養士って何が違うの?

 

◇資格の違い

管理栄養士は確かに栄養士の延長線上にありますが、実はまったく異なるものです。管理栄養士は国家資格なので、試験に合格しないと資格を取得できませんが、栄養士はなんと試験を受けずにとることができます。つまり養成施設にいるだけで資格が自動的にもらえるということです。それに対して管理栄養士は栄養士免許を取得し、管理栄養士の専科大学や専門学校の専門課程を卒業し、かつ試験に合格すると取得することができます。

 

◇仕事内容の違い

栄養士の仕事は栄養学に基づき、メニューや調理方法の改善、決定、それに基づき健康維持などの提案を行うコンサルタントのような仕事になります。

それに対し、管理栄養士は栄養士よりさらに大規模な対象を相手に栄養の指導・管理を行う仕事になります。ただ栄養士のように実務経験をへて、といった既卒者の管理栄養士の資格の合格率は低く、大半が新卒者となっております。

 

●職業としてのニーズは?

冒頭にも説明した通り、昨今ではこの職業のニーズは幅広い分野で徐々に高まってきています。

 

福祉施設…

高齢者にとって食事管理はかかせません。少しの食事バランスの乱れが大病や死につながるほどの事態に陥る可能性のあるデリケートな問題です。そこで個々の入所者の栄養状態を適切に調査し、栄養管理のマネジメントを行ってよりよくなるようにアプローチをします。

 

病院…

病院での食事のバランスも実はこの管理栄養士・栄養士が深くかかわっています。入院患者さんの食事や栄養の管理、栄養食事の指導を実施しております。実は入院していたときに食べていた食事も実は管理栄養士の管理のもと作られているのですね。

 

留置所・刑務所…

法規に基づいて給食管理を行い、栄養改善や被収容者への思いやり、潤いのある給食を実施しています。

 

学校関連…

定時制高校、小・中・特別支援学校、寮などの産業給食施設の給食管理、さらにときには生徒たちに食に関する指導なども行うことがあります。

 

防衛施設…

防衛施設とは、自衛隊や防衛大学校、防衛医科大学校などの機関を指します。平時や有事のさいに、様々な状況に対応した食事の管理や栄養指導を行う仕事です。

 

 

以上のように、我々が普段は関わることのない部分から身近な場所まで幅広く関わることができます。どれにとっても言えることが食を扱うということもあって、命を預かる大切な仕事であるということです。そういった意味で他の仕事に比べてやりがいはあると思います。

 

 


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