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生がときめく看護師 アシスタントの魔法
生がときめく看護師 アシスタントの魔法

幼い頃、白やピンクの白衣を着たナースさんに憧れた経験はありませんか?

「これからは手に職」と叫ばれるようになってかなり時が経ちますが、未だに資格志向は衰えていません。特に看護師に限っては、昔から言われていることですが、九州の女性の資格取得率が非常に高くなっています。筆者が九州出身の知人に話を聞いた際には「九州はあまり女性の社会的地位が高くなく、その上、元々若者が就職できるような企業の数それ自体が少ない。だから九州の女性は昔から手に職という志向で、特に女性差別の少ない看護師は人気の職業」といった事情があると聞きました。真偽のほどは確認していませんが、別の九州出身の知人からも「九州は就職先が無くて困る」という悩みを聞いたことがあるので、一理あるのかもしれません。

九州での話は、「女性が手に職」イコール「看護師」という傾向がある、ということの典型例かもしれません。

ところがさすが、看護師は命を預かる専門職。今日明日、思いつきで簡単になれるものではありません。

一般的には何年もかけて大学や専門学校を卒業する必要があります。

しかし、特別な資格を持っていなくても、看護の現場に携わる仕事に就くことは可能です。

それが、看護師のアシスタントという仕事です。

あくまでアシスタントですので、看護師と同じ仕事ができるわけではありません。しかし看護の現場は近年よくメディアに取り上げられている通り、非常に人材が不足しており、看護師のアシスタントの求人もよく見かけます。

人と密に接することが得意、思いやりがある、医療現場で働いてみたい・・・。そういった人は、看護師のアシスタントの募集に応募してみてはいかがでしょうか。

もちろん、採用されやすい条件というものがあります。

最も良く言われているのが、ホームヘルパー2級以上の資格を持っていると有利であるという点です。これには理由があります。ホームヘルパーは元々介助のための資格ですので、看護師と共通点があります。そして何より、患者さんの介助を行うことができ、結果的に患者さんの体に触れることが可能ですので、全くの無資格よりもアシスタントとしての役割を多く担うことができるのです。将来需要の多そうな介護の仕事に就きたい、自宅で近親者の介護を自分でしたい、といった理由でホームヘルパーの資格を取得している人はたくさんいます。実はそういった人々は、必ずしも介護の現場に限定して働く場所を探さずとも、看護師のアシスタントとして医療現場で働くという選択肢をとることも可能なのです。

また、最近は、看護師のアシスタントとしての基礎的な知識を持っていることを証明するような、いくつかの資格もあるようです。興味がある人は、そういったものにチャレンジすることから始めるのも良いでしょう。もちろんこれらは看護師の資格とは異なり、いわば「入門編」のようなものですが、本気で看護師のアシスタントを目指すのであれば、その本気度を受験先の医療機関に伝えるための良いきっかけとなります。「ほう、資格を取得するほど、本気で医療現場で働いてみたいと思っているんだな」と感じさせるきっかけとなるのです。

もちろん、いくらアシスタントだからとはいえ、医療現場で働くとうことは人の命を預かる大事な仕事ということになります。つまり、看護師のアシスタントを目指すには、一定以上の覚悟が必要です。しかしそのぶん、大きな遣り甲斐を得ることができるのも事実です。病気にかかると人は不安になるものです。そういう時に患者さんの心の支えになれるような自分に成長していくこと・・・。人として、医療人の一人として、大きく成長していくという遣り甲斐は、何者にも代えがたいものなのです。

 

 

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