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存知ですか?世界に誇れる日本の技術!
人技が光る

 

●職人の手仕事でロケットの先端部分を作る

 

「北嶋絞製作所」は“へら絞り”という金属加工法にかけて、日本でトップクラス。

飲料缶の試作品をはじめ、人工衛星機器や航空機、半導体製造装置の部品、

巨大なパラボラアンテナにいたるまで、大小さまざまな部品の加工を手がけています。

しかも、それらを作り上げているのは、機械ではなく職人たちの手仕事。

 

◆へら絞りとは

「へら」と呼ばれる棒を巧みに操り、高速で回転する金属板を金型に押し当て、

様々な形をした筒状の製品を作り上げるのが「へら絞り」加工です。

0.1mm単位の加工精度で、金属板を人の手で製品形状に創製していく技術はまさに職人技。

 

◆業界ナンバーワンと評価

職人の手仕事によるへら絞りを行っているのは、北嶋製作所だけではありませんが、

ここの技術が業界ナンバーワンと評価されているのは、代々受け継がれた職人としての志、

そして、他社ができないこと、他社がやりたがらない仕事に対して、率先してチャレンジする。

 

このチャレンジ精神により、技術力が高められたからではないでしょうか。


磨技術が光る

●技で磨き、心で磨く

 

卓越した研磨技術に世界中のメーカーから発注が舞い込む

新潟県燕市にある少数精鋭の磨き屋集団「株式会社小林研業」

 

世界的なメガヒット商品となったハードディスク内蔵型音楽プレーヤー『iPod』。

iPodが世界的に大人気となった1つの理由に、他にはない鏡面の美しさがありました。

それを支えたのが、小林研業なのです。

 

アップル社から求められたのは800番グレードという、鏡と異ならないクオリティー。

不良品が1つでもあれば納品が断られるという厳しい要求の中で、

小林研業は鏡面加工の最高グレードである1000番グレードでの納品を果たしたのです。

 

他社では不可能といわれた加工も実現させるなど、磨き技術の高さに定評があります。

◆どんな種類の金属、どんな細かいものでも磨く。

◆『できません』は禁句。

 

誰でもできる汎用品ではなく、難しいものであればあるほど、

「こうやって磨けばいいんじゃないか」とアイデアが湧くと言うのです。

この新しい発想や工夫が、少数精鋭の磨き屋集団と呼ばれる由縁なのではないでしょうか。


い精度が光る

●100年経っても倒れない

その技術は、日本と世界の橋梁を支える「株式会社古山鉄工所」

 

巨大な橋梁や高速道路・モノレールの高架は、決して倒れることは許されません。

この町工場が作る部品が、それら巨大建造物の基礎部分に使われ、何千トンもの建造物の重量を

支えていることをご存知でしょうか。

 

その部品とは、大型ボルト。

直径10cm・長さ4.5m以上の特注のボルトで、製造には高い精度と技術が要求されます。

 

古山鉄工所の大型ボルトは、国内大型橋梁のほとんどに使われており、海外の橋梁にも導入。

アメリカのニューカルキネス橋、トルコのゴールデンホーン橋、カザフスタンの長大橋、

フィリピンの高速道路、台湾の台北快速道路に大型ボルトが利用されいてます。

 

◆四つの社訓

一、暴飲暴食をしない

一、夜更かししない

一、無駄遣いしない

一、健康第一

 

業績や仕事の心構えより、まずは睡眠や食などの生活に関することを社訓に据えるのは、

人間の基本がそこにあるからだといいいます。

素晴らしい技を継承する仲間を大切にしているからこその社訓なのでしょう。

 

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