人の役に立つ仕事と聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?
人を救う医療関係、人を助ける介護関係、人を育てる教育関係、
人の安全を確保する治安関係などの職種を挙げる方が多いと
思いますが、私もその一人。
しかし、世の中にあるほとんどが、『人の役に立つ仕事』です。
野菜を作る人や魚を捕る人、また、モノを運ぶ人やモノを作る人、
ゴミを収集する人も、プロスポーツの選手も、俳優さんも、
みんな何かしらの形で周りに還元しています。
「職業に貴賤なし」働く事は尊い行為。
社会に出て働くということは、必ず人の役に立っているのです。
だから、あなたが人の役に立つ仕事をしたいと考えているなら、
まずは世の中にどんな仕事があるのかを知る事からはじめ、
その中で『自分がやりたいことは何なのか』
また、『自分ができることは何なのか』を良く考えて職種を
選んでいきましょう。
転職の志望動機として「人の役に立つ仕事をしたい」という
理由をあげる方が多いといいます。
しかし、先にも述べたように、人の役に立っていない仕事など
ありませんし、単にこれだけでは仕事に対する理解が浅いと
感じられ、マイナスの印象を与えてしまいます。
では、どうしたら良いのか。
それは、「なぜその仕事に就きたいのか」と、自分の気持を
もっと掘り下げて考えてみることです。
例えば、
「人の役に立っているという実感を得やすい仕事がしたい」と
いうのはいかがでしょう。
間接的ではなく、お客様やユーザーの近くで直接的に自分が
役に立っていると感じられる仕事がしたいと志望動機を明確に
説明できれば、人事担当者も納得できるのではないでしょうか。
また、会社の中で「役に立つ存在になりたい」と考えているなら
自分が任されている仕事だけでなく、しっかりと周りに目を向け
「こうしたらより効率的になる」
「これをしたら○○さんが楽になる」
というように意識し、行動に移してみましょう。
常に周りを意識することで、些細な気遣いができるようになり、
人が気が付かないような事にも目を向けられるようなります。
その結果、“気が利く人”“役に立つ人”として、会社の中で
欠かすことのできない人材となっていけるのです。
仕事をして『お金を得られている』ということは、何らかの
カタチで人の役に立っているのですから、自信を持って日々の
仕事に取り組んでいきましょう!
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