ルーターの設置の際、機器そのものの差し込み口に『LAN』と『WAN』の表示があります。
まずは、その違いについて説明します。
●LANとは
Local Area Network(ローカルエリアネットワーク)の頭文字をとったもの。
簡単に説明すると地域のネットワークを表しており、一般的にイメージするような
ネットワーク全体ではなく数十メートル以内の範囲で繋がったネットワークを差します。
複数台(2台以上であれば)立派なLANと言えます。
●WANとは
Wide Area Network(ワイドエリアネットワーク)の頭文字を取ったもので、
先に説明したLANとLANを繋げたものを差します。
例えば会社の拠点が全国に存在する場合、
それぞれの拠点でLANを構築し社内の情報を別拠点に対して共有する際、
A拠点とB拠点を繋げるのがWANになります。
繋げる方法としては、電話回線や専用回線を使用します。
LAN工事に関しては、基本的に資格の必要はありません。
電気工事と勘違いしている方も多くいるので、その違いを説明します。
まず、100V・200Vの電気の線に関するものは「電気工事士」の資格が必要です。
一般的な家庭であれば主にコンセントの増設や配線の工事は個人では出来ないことに。
次に法律で定められた接地工事も、もちろん「電気工事士」の資格が無いと出来ません。
そして、電話線の配線は「工事担任者」の資格が必要になります。
市販されているモジュラーケーブルを繋ぐ程度では問題ありませんが、
電気工事と同様に増設や配線工事は出来ない事になります。
最近のホームセンターはDYI用品が豊富なことから、自分で配線を行う方が増えています。
しかし、配線器具は、よほど簡単なものでない以外電気の取扱いには資格が必要です。
そこで、配線ををご自分で行う場合に注意して欲しいこと2つ。
①ネットワークスイッチはカスケード接続しない
ハブというのはデータの転送を中継する機器なので、多数の機器を繋げる
カスケード接続をし過ぎてしまうとデータ信号が減衰してしまいます。
しかし、ネットワークスイッチではデータ送信先を解析し、必要なデータだけを
送信できるようになっているため、ネットワーク全体での負荷を軽減できます。
②ケーブルの距離が重要
10メートル前後の距離が必要となるLANケーブルは品質と距離が重要です。
品質が適正水準をクリアしていない場合、LANに異常が発生しますので致命的に。
量販店で販売されているものは、お手頃な費用となっていますが、
距離が長く設定されたケーブルなので、正規のケーブルと差が出ます。
自分で配線するのは「楽しみ」でありますが、
リスクを軽減するためにも、知識のある業者に依頼することをオススメします。
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