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域活性化=地域ブランド
域活性化とは

 

■地域活性化とは

地域が、衰えた経済力や人々の意欲を向上させたり、

人口を維持したり増やしたりするために行う、さまざまな活動のこと。

地域おこし、地域振興、地方創生などと呼ばれることもあります。

 

●地域産業衰退の主な原因

① 産業や経済の衰退、雇用の減少

② 人口の流出、人口の減少

③ 地域文化の伝統の途絶

 

上記の問題が複合的に起きている状態を打開するため、

次のような地域活性化のための取り組みが必要とされています。

 

① 産業の創出や経済的な建て直し、雇用の創出や維持

② 若者の人口流出の歯止め・回復、新規住民の呼び込み

③ 地域文化の担い手の確保と継承

 

 

■地域を活性化するために重要なことは

その地域ごとの特色や立地、そして人口や産業の状況を判断し、

独自性のある地域活性化施策の計画・実施することが重要です。

 

他地域の真似をすれば独自の特色がなくなり、同じようなものが増えた分、

相対的に魅力が減って行きます。

そのため、自地域の特色や本当の強みを見抜き、活かしていく必要があります。


域活性化の切り札「地域ブランド」

一般に「地域ブランド」とも呼ばれる「地域団体商標」が、

2006年4月の改正商標法によって要件が緩和されたことで、

「地域ブランド」による『地域おこし』が注目されています。

 

従来地場産品の一般名称として利用されていた呼称を「商標」とすることで、

他地域で製造された類似品に同名称を用いられないで済み、

類似品を廃することで、地域的な産業の育成にも期待が持たれているのです。

 

地域ブランドとして代表的なのは、特定の地域で産出される野菜や果物・魚や肉などの

生鮮特産品や特産の素材や伝統の技術を活かして製造される加工食品等の商品、

あるいは、特定の地域で提供される温泉地やリゾート地などのサービスのこと。

 

地域ブランドへの取り組みが重視されているのは、

人口減少と高齢化で国内市場が低迷する中で、地域や中小企業の商品力、観光力、

イメージなどを高め、差別化することが、各地域の生き残りには不可欠だからなのです。


域ブランドの成功例

今、全国でB級グルメがブームとなっています。

そして、その王者として君臨しているのが、地域ブランド「富士宮やきそば」。

 

たかが『やきそば』と思われるかもしれませんが、

これまでに500億円以上の経済効果を地元富士宮にもたらしているのです。

 

富士宮やきそば学会のさまざまな取り組みは、消費者視点と広い連携によって

メディアと消費者を魅了し、『やきそば』という地域ブランドで、地域を活性化した

典型的な成功事例と言えるでしょう。

 

そして今、日本各地で地域ブランドへの取り組みが活発に行われています。

「ふなっしー」や「ねばーる君」などの、いわゆる“ゆるキャラ”もその一つ。

 

しかし、多くの地域では「商品は魅力的なのに、その魅力が伝わらない」と悩んでいるのです。

素晴らしい商品を作ってもそれが消費者に伝わらなければ、ブランド化させることはできません。

 

だから、「いかにして魅力を伝えるか」ということは、とても重要なこと。

他の会社の人や他の地域の人、そして消費者など多くの人を巻き込んで行くことが

大切なのではないでしょうか。

 

目先の商品開発ではなく、地域に足のついた本物のブランド戦略で、

本当の地域活性化につなげてほしいと思います。

 

 

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