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品加工のマイスター
の名は「時計職人」

「部品加工」とは様々な製品に使われる部品を作ることを呼ぶため、

この世の中には多くの部品加工をする仕事があります。

 

そんな数ある部品加工という仕事の中で、

何百とある部品を一人の職人がほぼ手作業で全て加工し、

加工した部品から組立、完成まで行う仕事があるということをご存知でしょうか。

 

その仕事とは「時計修理技能士」または「時計職人」と呼ばれる仕事です。

 

時計修理技能士・時計職人とは1級~3級までの技能資格があり、

その国家資格を取得した職人さんのことで、

都道府県職業能力開発協会が実施する、

時計修理に関する学科や実技試験に合格した人達のことを言います。

 

その中でも、1級取得者の技術力はケタ違いに高く、

また、部品加工をする方法もユニークなのです。

恐らく、数ある部品加工の仕事の中でも、

その技術力・発想力・根気力のスゴさを考えると、

時計職人は、まさに『部品加工のマイスター』と呼べるのではないでしょうか。

 

今回はそんな「部品加工マイスター・時計職人」について話したいと思います。


とセンスが必要な部品加工

一口に時計職人と言っても、

大手時計メーカーなどに就職し、時計修理を行っている時計修理技能士のこと言ったり、

個人でお店などを構え、

時計修理や腕時計などをハンドメイドで一から作ったりする職人のことも言います。

今回はその中でも主に「自ら時計を作っている時計職人」に焦点をあてて話しを進めたいと思います。

 

時計には、約100~300個以上の部品が使われていて、

時計制作に必要な部品の中には米粒より小さな部品も数多くあります。

時計職人はそれらの部品を「削り出し」などの作業を高度な手作業の技術で作り、

また、精密な部品加工するため加工用の機械や道具までも自分で作ったりしています。

そうやって作った部品を一つ一つ組立、時計を完成させるのです。

 

時計を作る為の小さな歯車・バネなどは正確な形に作らないとなりません。

その部品加工を手作業で行うには非常に高度な技術力と集中力が必要になり、

その精度は機械で生産するよりも正確だとも言われています。

こうしなければ、きちんと稼動する時計を作ることは出来ませんし、

また、動いたとしても正確な時を同間隔で刻み続ける時計を作れないからです。

 

そして時計職人のもう一つの高度な技術力を示す要素に、

作った部品をケースの中に納めるという技術があります。

 

職人の作るハンドメイドの時計は「腕時計」が多いと聞きます。

時には少し変わった「特定機能」を持つ腕時計や、

オリジナリティある形(枠)の中に時計部品を納めなければならないものもあります。

これらの場合などで時計部品は決まった幾何学の形などをしておらず、

時計を正確に稼動する為、オンリーワンの部品を作らないとならないそうです。

こうした部品は機械作ることが出来ない為、

「部品加工マイスター」時計職人の技やセンスが重要だと言えるでしょう。


計職人にとっての部品加工とは

こうした工程を経て作られた時計職人の腕時計は、

それを身に着けた人に、

「時計の中の部品に息遣いがあり、部品一つ一つの存在感を感じる」

と言われる程になるのだそうです。

 

ある現役時計職人の方が、こう仰っていました。

 

『ミリ単位の部品を扱う時計職人の世界では、

小さな部品の一つ一つを3時間~5時間かけて磨き上げることもある。

部品を磨く作業には、自分の器用さの限界にチャレンジしているという側面があり、

本当に疲れきってしまうこともあるが、だからといって汚いものを作れない。

気の遠くなりそうな作業だが、手間と時間をかけないと良いものは作れない。

そして、そういう思いをしながらでも一つ一つの部品加工を終えた後は、

「自分は時計職人としては本当に最高に幸せな仕事をさせてもらっている」と感じる』と。

(時計職人:下田直宣さん談)

 

「存在感のある部品」逸話や、

現役で活躍されてる時計職人さんのお話しを聞き、

他の負けずとも劣らない“日本の部品加工業”もまた、

“部品加工マイスター”と呼ばれるものが多くなり、

日本がコスト重視の面ではなく「高い質の製品」を作ることにおいて、

世界一の国であり続けることを願います。

 

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