安全運転とは、事故を起こす確率をできる限り減らす運転のこと。
交通事故の可能性を0にすることが不可能であったとしても、交通事故の可能性を大きく減らすこと
はできるのです。
事故の大半はひとのミスというよりはひとの習慣によってもたらされているからです。
【安全運転で心掛けること】
○ スピードは控えめに!
○ 3S運転を励行しましょう。(高齢者や自転車利用者には特に注意しましょう。)
○ 前照灯は早めに点灯するとともに、視界を確保して危険を回避。
○ 余裕を持った行動を心掛けましょう。
○ 交通安全は家庭から、家族同士で交通安全について話し合いましょう。
上記3S運転とは…
「子どもや高齢者に優しい3S運動」
3Sとは、see(シー、見る・発見する)・slow(スロウ、減速する)・stop(ストップ、止まる)の頭文字で、
運転者や自転車利用者に対して、「3S」を呼び掛け、運転者自身の交通安全意識を高めていくものです。
★見る・発見する(シー、see)
特に夕暮れから夜間にかけて、歩いていたり、手押し車を押していたり、自転車に乗っていたりする
子どもや高齢者を、すぐに発見できるようライトを早めに点灯させ、ライトのこまめな切り替え(上向き・下向き)
を行いましょう。
★減速する(スロー、slow)
歩道や道路端を、子どもや高齢者が歩いていたり自転車に乗っていたりするのを見掛けたら、必ず減速し、
その動きには細心の注意をしましょう。
★ 停止する(ストップ、stop)
交差点などで、道路を横断しようとしている子どもや高齢者を見掛けたら、必ず停止し、
その動きに注意しましょう。
安全運転をするにあたって運転時の姿勢も重要です。
◆シートの前後の位置
ブレーキを踏んだとき、足がのびきらない程度に合わせます。危険を認知した場合にそなえ、
しっかりブレーキを踏み込めるか確認します。
運転に慣れていないひとのなかには前かがみの状態で運転するひとがいます。
このようなひとは、シートはやや前に合わせたほうがいいかもしれません。
前かがみの姿勢では、とっさにハンドルを切ったり、急ブレーキを踏んだりといったことがやりにくくなり、
いざというとき危険を回避できません。
◆シートの傾きの調節
シートの傾きは、シートの前後の調節と合わせて行います。
背中がシートにしっかりつく角度に調節しましょう。
ハンドルを握ったときに腕がのびている場合、シートの倒しすぎかもしれません。
シートを前の方に起こしましょう。腕がのびていると急なハンドルが切れません。
また、シートを倒しすぎてしまうと視界が悪くなってしまいます。
◆シートベルト
交通事故によって車が衝突したとき、身体は強い衝撃を受けます。そのため、シートベルトは
人間の体の中でもかたくて丈夫な位置を支えるよう、設計されています。
シートベルトの帯がお腹にあると、交通事故の衝撃で内臓を破裂させてしまうおそれがあります。
シートベルトは正しく装着しましょう。また、シートベルトは首にかからないようにしましょう。
(安全運転技術向上.infoより)
基本的なことですが家族や職場の仲間、大切な人の笑顔のために安全運転を心掛けましょう。
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