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4Kテレビを買うべきか?
4Kテレビを買うべきか?

 

 

 

解像度がハイビジョンのテレビの4倍あり、画素数が4000近くあることから通常4k(よんけー)テレビと言われている。

そもそもハイビジョンという言葉の意味そのものが高精細なテレビのことなのに、それを4倍も上回る画素があるという、ちょっと想像できないレベルなのです。

ところで、このように考えている人も多いのではないでしょうか?

日本の家電、特にテレビ製造メーカーの競争は国際的にも厳しい環境にさらされており国内でも需要は一巡して厳しい様相を呈している。

だから国内のメーカーがなんとなくはやりっぽくして、テレビの需要喚起をしているだけなのではないだろうか?

このように考える人も少なくないし、それはそれである意味完全否定はできないと思います。そもそもメーカーは商品をユーザーのみなさんに購入してもらってはじめて成り立つのであって、それがないと次の商品の販売はおそか、開発することさえできなくなってしまうのです。

そういう意味では企業としては、消費してもらえるような話題性を創造することはある意味当然だし、そういう役割をもった組織でなければならない部分もあるのです。

もちろん実際に大した内容もないのに、完全リニューアルとか新技術を結集した商品ですといって紹介することは許されるべきではありません。

ではこの、4kテレビについてはどうなのでしょうか?

 私の結論でいえば十分要件を満たしたスペックを有した商品であると思います。

理由は、解像度が4倍になっていることです。この4倍をどのようにとらえるかについては極めて技術的、科学的な話なので各専門家にゆだねますが、少なくともデジタルカメラが販売されてきた経緯を考えると十分な妥当性をもった商品ではないでしょうか?

質が上がれば値段が上がるのはテレビに限らず、すべての商品にあてはまるはずだし、そうあるべきです。

 今回の4kテレビは少なくともその基準はクリアしている商品ですから、あとは自分で体感して価値ありとみれば十分購入に値する商品であるといえるでしょう。

問題は各個人が値ごろで買い時と思うタイミングの問題になるであろうと思われます。

出始めの商品は当然ですが、高めの設定にはなります。先取りして購入する価値があると思えば購入することになんら問題はないでしょう。あとはお財布と相談するだけです。

 以前亀山ブランドとして名をはせたテレビも現在は苦境に立っています。日本の製造を応援するという意味では個人的には購入に前向きです。

良く言われているのは消費者が何を求めているか、価値に見合っていて購入しやすいかどうかについて、日本の従来のメーカーは少し消費者目線がおろそかになっていたのではないかという指摘もあります。

それはそれで的を射ていると思います。今回4kテレビがはたしてどうなるのでしょうか?

個人的にはやはりそれほど悪くない着眼だとおもっています。理由は簡単です。テレビに求めるものはなんでしょう?タイムリーにその場に臨場感をお茶の間に与えることだと思います。画質は臨場感の提供の度合いにおいてきわめて重要な点です。

単に見るということで満足するのであれば、極端に言ってしまえば白黒だろうが、画質がわるくても、電波状況が悪くてもぜんぜんかまわないわけです。

自分がどの程度のクオリティーを求めるのか、ベターなものが登場したときにその価値をどれだけ見出せるかで購入に結び付くか、見送るかの判断になるでしょう。

今回の4kテレビも実際に店舗で確認して、これはすごいと素直に感じたら、購入すればいいのです。それを突き詰めることがメーカーの責務であり、技術立国を目指すのであればより先鋭化して技術の開発にあたってほしいと願うばかりです。

以上、個人的には成功してほしいなと願うばかりです。


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